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2010年12月 9日 (木)

DVD『黒部の太陽』

先日、『黒部の太陽』のDVDを購入しました。
これは、フジテレビ開局50周年記念ドラマとして昨年3月21日・22日に2夜連続放送されたスペシャルドラマ『黒部の太陽』の全編を収録した3枚組(本編前編、本編後編、特典映像編)のDVDセットで、本編は、約4時間強に及ぶ大作です。
トンネル建設にまつわる大作の映像作品としては、一昨年7月7日の記事で、高倉健主演の映画『海峡』を紹介させて頂きましたが、この作品『黒部の太陽』も外せません!

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以下は、フジテレビの番組公式サイト(http://www.fujitv.co.jp/kurobe/index.html)からの転載です。この作品の概要が纏められています。

今回フジテレビでは、半世紀にわたって視聴者とともに歩んできた歴史の証し、そして今後も視聴者と共に文化を培っていきたいという放送局としての意思表示となる記念番組を放送しようと、「黒部の太陽」を制作した。

昭和31年、深刻なエネルギー不足に悩まされていた日本を救うため、関西電力は日本最大規模の黒部川第四発電所の建設を決断。その工事は7年の歳月を要し、昭和38年に完成に至った。
ドラマ、「黒部の太陽」は、黒部川第四発電所建設の中でも最大の難工事と言われた、大町トンネル掘削工事に焦点を当て、艱難辛苦の末トンネル貫通に至る様を描き出している。木本正次氏の原作に描かれている、工事に関わった人たちの熱く感動的な人間ドラマをより原作に忠実に、より重層的に描こうというものである。 

登場人物一人一人も原作に忠実に描かれ、今まで見たことのない「黒部の太陽」が誕生することとなる。この熱い魂のぶつかり合いをリードしていく、トンネル工事の最前線で奮闘する工夫たちの若きリーダー、熊谷組倉松班親方、倉松仁志を演じるのが、香取慎吾である。破砕帯と真っ向から向き合い、危険と隣り合わせの中、勇敢に立ち向かう様を描く。
さらに香取演じる倉松と共にトンネル貫通を目指す関西電力の滝山薫平役を小林薫が演じる。静かなたたずまいの中に熱い心を持つ滝山と、倉松親方を中心に汗と涙の熱い魂のぶつかりあい、人と人との深い絆を描き出す。
そして陰で支える女たち、家族も、トンネルを突き進む者たちと気持ちを一つにし苦労を耐え忍ぶのだった。
次から次へと難問、試練に襲われる中、不屈の精神で前に進み続ける人々の姿を描く、現代の日本に生きる全ての人に届けたいメッセージにあふれた作品となっている。

さらに、監督には、今やフジテレビだけでなく日本を代表するドラマ監督としてテレビドラマ、映画と活躍の幅を広めている河毛俊作が、特撮は、「日本沈没」「西遊記」などの作品を手がけ大反響を得た特撮クリエイター、尾上克郎が担当する。スタッフ、キャスト共に最強の布陣により、いよいよ、21世紀の「黒部の太陽」映像化が実現する。

主演の香取慎吾を始め、ユースケ・サンタマリア、深田恭子、綾瀬はるか、末永遥、志田未来など若手の俳優さん達がそれぞれ良い演技を見せてくれ、また、経営者、技術者や建築業者、農家などは、小林薫、火野正平、竜雷太、小野武彦、伊武雅刀、田中邦衛、津川雅彦など深みのある名優さん達が演じており、世紀の難工事と言われた大町トンネル掘削工事に挑んだ男達と、それを支えた女達の苦闘が、昭和の雰囲気を漂わせながら実に感動的に描かれています。

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また、番組公式サイトには、ストーリー紹介として以下のように書かれていました。

敗戦から立ち上がり復興を果たし、高度経済成長を目指す中、日本全国が絶対的電力不足に悩んでいた。
ついに関西電力、太田垣士郎社長(中村敦夫)は、黒部川最上流域に日本一のアーチ型ダムを擁する、黒部川第四発電所建設に着工することを決意。前人未踏の黒部上流域に分け入り、日本一のダム建設を実現するため、関西電力は熊谷組を始め信頼できる建設会社を、日本の将来のため、と口説いていく。ついに未曾有の予算、規模によるダム建設に着工することとなる。
黒四建設という重大任務を託されたのは、様々な難工事を成功させている滝山薫平(小林薫)だったが、滝山は二の足を踏む。しかし社長からまでもくどかれた末、黒四建設事務所次長に就くことを決意する。滝山は、黒部川第四発電所の建設の中でも、ダムサイト工事現場へ資材を運ぶために北アルプス山中を貫く大町トンネル掘削工事を任されることとなる。関西電力は「トンネルの熊谷」とトンネル掘削では輝かしい実績を上げている熊谷組に大町トンネル工事を依頼する。

既に佐久間ダム建設に成功し名をあげていた熊谷組工事課長の木塚一利(ユースケ・サンタマリア)にも声がかかる。木塚は、新しいトンネル掘削工法を習得しており、佐久間ダムなど新ダム建設成功の立役者であった倉松班の親方、倉松仁志(香取慎吾)に白羽の矢を立てる。
仁志の母ツル(泉ピン子)は父親も親方として黒部第三発電所の建設に関わり地獄のような苦しみを味わっていることを知っているだけに大反対する。大町に掘ろうとしているトンネルはフォッサ・マグナ(大断層地帯)に沿っておりどんな破砕帯が眠っているかもしれない。どんな困難が待ち受けているかもしれない難工事。
しかし倉松は沢井甚太(勝地 涼)、島崎哲蔵(火野正平)、石川伸也=ノブ(趙 珉和)、山下 護=マモル(木村 昇)らをはじめとした、富山の若者たちを引き連れ、山に入る。

一方、滝山には3人の美しい娘たちがいた。長女滝山幸江(綾瀬はるか)は木塚とお見合いをしたが、ほとんど家にいることのなかった父親と同じ職業の木塚との結婚にもう一歩踏み切れずにいた。家で出会った倉松の存在も気にかかっていた。娘たちは、現場近くにまでやってきてくれることもあったが、3女の光子(志田未来)が体調がすぐれずすぐに宿舎に戻ってしまう。難事業に取り組みながら、滝山は光子の様子が心に引っかかるのだった。
そんな中もトンネル掘削工事は順調に進んでいた。甚太は、工事現場近くの食堂で働く文子(深田恭子)に恋心をいだき、仕事の合間に会えることを楽しみにしていた。文子には暗い過去があることがささやかれていても甚太はものともせず純愛を貫いていた。

ついに恐れていたことが起きてしまう。破砕帯と呼ばれる脆弱な土壌にぶつかってしまったのだった。冷たい地下水の大量噴出、艱難辛苦に立ち向かう倉松たち。このトンネル貫通は不可能なのか、突破する方法はあるのか。徹夜の作業が続く。あらためて調査も開始するが画期的な方法は見つからない。誰もが不可能と思い始める中、倉松だけは決して希望を失わず、さらには周りの人間も動かしていった。
果たしてトンネルは掘り抜かれるのか。黒部の太陽を見られる日はやってくるのか。熱く感動的な人間ドラマをより原作に忠実に、より重層的に描いていく。

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『黒部の太陽』と聞くと、石原裕次郎が出演した昭和43年公開の映画版を思い浮かべる人も多いと思いますが、平成版『黒部の太陽』も、なかなか重厚なドラマで良い作品だと私は思います。個人的には、感動できるポイントもいくつかありましたし。

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コメント

突然すみません
私 TV番組制作のリサーチ、コーディネートをしております
今回芸人さんとトンネルを回る企画があり トンネルマニアの方を捜しておりましたところ貴方様のブログに辿りつきました
東京在住の方で TV出演可能なお仲間さんは、いらっしゃいませんか?
突然このようなコメントを送り不愉快だとは思いますが返信お待ちしております

投稿: 阿部 | 2010年12月15日 (水) 21時24分

>阿部さん

コメントありがとうございます。
残念ですが、関東やその近郊に住んでいる、トンネルに明るい友人はおりません。
お力になれなくて申し訳ありません。

投稿: たが | 2010年12月16日 (木) 14時15分

ありがとうございました(=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ
北海道でのロケの時は 是非ご協力くださいませ

投稿: 阿部 | 2010年12月16日 (木) 22時06分

>阿部さん

こちらこそ、宜しくお願い致します!

投稿: たが | 2010年12月19日 (日) 21時35分

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