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2010年9月29日 (水)

とても珍しい懸垂式モノレールのトンネル

私は今月の26~28日にかけて、2泊3日の日程で関東方面を旅行してきたのですが(凡そ、札幌→羽田→茅ヶ崎→藤沢→江ノ島→横浜→アクアライン→市原→新宿→鎌倉→横浜→羽田→札幌、という行程)、江の島から大船までは湘南モノレールの江の島線に乗ってきました。
江の島線は、鎌倉市の大船駅と藤沢市の湘南江の島駅間を結ぶ全長6.6km、全8駅、所用時間約14分の、全線単線の路線です。

湘南モノレールは、所謂“またがる”タイプではなく“ぶらさがる”タイプの、懸垂式と呼ばれる形式のモノレールで、日本国内では湘南モノレール、千葉都市モノレール、東京都交通局の上野懸垂線(上野動物園内の路線)くらいしかなく(但し広島市安芸区のも含める場合があります)、日本では少数派の形式とされるモノレールですが、“またがる”タイプの跨座式に比べ、走行中は左右の揺れが大きくなる反面、カーブでは重心の移動にあわせて自動的に車体が傾くため速度制限が然程厳しくならないという利点もあり、多数派を占める跨座式モノレールに比べて決して劣っているという訳ではありません。
線路が車体の上にあるため、眼下に広がる見晴らしも跨座式より快適で、個人的には、乗っていて楽しいのは跨座式よりも懸垂式、というイメージを持っています。

ところで、今回私が乗車してきた湘南モノレールの江の島線には、2ヶ所のトンネルがありました。
国内の懸垂式モノレールの路線でトンネルがあるのは湘南モノレールだけらしいので、とても珍しいトンネルといえます。

下の写真は、湘南江の島駅から大船駅まで私が乗車したモノレールの正面から走行中に撮影した、鎌倉山トンネルに入る直前の風景です。
鎌倉山トンネルは、同線に2ヶ所あるトンネルのうち長いほうのトンネルで、同線で駅間距離最長の西鎌倉駅~湘南深沢駅間2.1kmのほぼ中間(どちらかというと西鎌倉寄り)にあります。

_01

下の写真は、トンネル内を走行中に撮影した、前方の景色です。出口の直前なので、前方からは外の光が射しています。

_02

下の写真は、トンネルを抜けた直後に撮影した、前方の景色です。大船方面行きのモノレールに乗った場合、鎌倉山トンネルを抜け出た直後は、このように切り通しになっています。

_03

湘南モノレールは、他のモノレールの路線同様、道路の上を走る区間が最も多いのですが、その一方で、地面すれすれで住宅の軒先をかすめて走ったり、山中の切り通しを走ったり、トンネルをくぐったりし、また、高低差もかなりあって勾配や道路の傾斜に沿って上に下に右に左にと、路線に変化があるので、乗っていて飽きない(あくまでも私の主観ですが)とても楽しいモノレールです。
全線が単線なので、2線ある停車駅では必ず対向車と待ち合わせを行ない、それもまたローカルな風情があって楽しいです!

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