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2010年7月23日 (金)

道道740号線未開通区間にある、ほぼ完成しているトンネル

北海道南部の渡島半島にある、久遠郡せたな町北檜山区(平成17年の合併までは瀬棚郡北檜山町だった地区)の豊岡と同町大成区(平成17年の合併までは久遠郡大成町だった地区)の宮野を結ぶ「北海道道740号北檜山大成線」は、せたな町内の日本海側を海岸に沿って結ぶ一般道道で、そのルート上には北海道最西端の地である尾花岬も含まれていますが、この岬を挟む前後5.6kmは今だ未開通で、そのため平成22年7月現在の時点では、この道路を起点(北檜山区豊岡)から終点(大成区宮野)まで通り抜ける事はできません。
つまり現状では、道道740号線の北側開通済区間は、北檜山区豊岡で国道229号から南に向かって分岐する行き止まりの“盲腸線”であり、また、同線の南側開通済区間も、大成区宮野で国道229号から北に向かって分岐する、やはり“盲腸線”なのです。
ただ、未開通区間の道路は大半が完成しているそうで、この区間は来年には開通(道道740号線の全通)が予定されているとも云われています。

私は昨日、自分の運転する車で札幌からせたな町大成区まで行き(高速道路を使いましたがそれでも札幌からだと4時間以上かかりました)、大成区宮野からその道道740号線に入り、同線の南側開通済区間の終端(行き止まり)にある大成区太田まで行ってきました。
道道740号線は未開通ながらも、南側開通済区間の終端には太田という集落があるため、例え盲腸線であっても太田住民にとっては日常の生活を支えている、無くてはならない重要な路線です。

下の写真は、同線南側開通済区間の終端直前の道路に設置されている、「この先はまだ開通していないため、瀬棚・北檜山方面へは通り貫けできません」という事を表している案内標識です。この案内標識にも示されているように太田には漁港があり、もし、道道740号線の南側開通済区間が気象条件等によって閉鎖された場合は、太田は陸の孤島となるため、この漁港から漁船によって他地域と連絡する事になります。

Cimg0871

下の写真は、上の写真の案内標識のすぐ先にある、同線南側開通済区間の終端部です。このゲートから先は通行禁止になっていますが、道路はかなり先まで続いているように見受けられました。

Cimg0872

上の写真のゲートから望遠で撮影した、未開通区間にあるトンネルの坑門です。海岸には断崖絶壁が続くため、未開通区間には長大トンネルが続いているものと思われます。

Cimg0874

同線の未開通区間が開業すると、渡島半島は福島町から知内町にかけての一部の区間を除き、ずっと海岸線に沿って走る事ができるようになります。開通が待ち遠しいです。

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