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2010年2月

2010年2月25日 (木)

震災から15年後の大開駅

今月の15~17日にかけて、私は2泊3日の旅程で淡路島・鳴門・倉敷・岡山方面を旅行してきました。
札幌からの往路も札幌への復路も神戸空港を利用したため、限られた時間ではありましたが神戸市内にも少し滞在することができたため、折角の機会なので、前々回の記事(先月20日の記事)で紹介させて頂いた神戸高速鉄道東西線の大開駅にも行ってきました。
下の写真2枚が、その時私が見学・撮影してきた、現在の大開駅の様子です。

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前々回の記事に貼付の写真と比べるとまるで別の駅であるかのように思える程、見事に復興されており、同駅にはその日もいつも通り、神戸高速鉄道東西線に乗り入れている阪神電車や山陽電車が走っていました。

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2010年2月23日 (火)

昔は札幌を代表する心霊スポットだった小別沢トンネル

私が小学生だった頃は、平和の滝、西岡水源地、そして小別沢トンネルが、札幌の“三大心霊スポット”と言われ、これらの三か所では、嘘か真か幽霊を目撃しただの心霊写真が撮れただのといった話が多く聞かれ、若者達が肝試しで訪れる定番のスポットでもありました。
ところが、現在の小別沢トンネルは、心霊スポットらしい陰湿な雰囲気はほとんどありません。平成15年に新しく造り直さそれ、かなり明るい雰囲気のトンネルになったからです。
下の写真が、昨日撮影してきた、現在の小別沢トンネルの坑門(上段が宮の森側、下段が小別沢側)です。

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上の写真では至って普通のトンネルに見えるので、「これのどこが明るい雰囲気のトンネル?」と思われるかもしれませんが、造り替えられる前の旧・小別沢トンネルは、昼間でも通るのが怖い程、かなりおどろおどろしい雰囲気を醸し出していました。
一車線分の幅しかない狭いトンネル(車は坑門に取り付けられた信号機による片側交互通行)で、しかも素掘りだったため内部は岩肌が直接露出しており、照明も常に暗く、湿度も高く、「なんか出そう」的な雰囲気が極めて濃厚なトンネルだったのです。
下記URLに、昔の小別沢トンネルの写真が掲載されておりますので、興味のある方はこちらを御参照下さい。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~s-tamaki/kobetu.html
http://kirikomitai.com/kirikomi/tunnel-kobe.html

西区小別沢と中央区宮の森とを結ぶ小別沢トンネル(トンネルの中央部に西区と中央区の区堺があります)は、昭和3年、農作物の輸送時間を短縮するために小別沢地区の有志の人々が発破をかけながらノミなどを使う人力作業で完成させたトンネルで、このトンネルの完成により、それまで小別沢から宮の森方面へと行くのに山道を2時間以上歩かなければなかった道程が大幅に短縮される事になりました。
昭和30年には、小別沢地区のあった琴似町が札幌市に合併されたのを機に、小別沢トンネルに通じる道路が市道に認定され、小別沢トンネルは開通から通算約70年もの長い間、小別沢地区の人々の生活道路として、また、西区の小別沢や福井方面から中央区へ向かう際のショートカットとして、市民に利用されてきました。

しかし、長年に亘る使用のためトンネル内部の岩盤風化による老朽化が著しく、また、全幅が3.5m程度と非常に狭かった事から(乗用車1台がようやく通る事ができる幅でした)、円滑な通行や安全確保を図る必要が生じ、そのため平成11年からトンネルを閉鎖し、新しい小別沢トンネルの建設が始まりました。
そして平成15年4月25日、延長231.5m、道路幅員9.5mの現在のトンネルが開通したのです。旧トンネルに比べるととても大きなトンネルになり、また、トンネル前後の道路(いずれも勾配のきつい坂道)には、小別沢側約70m、宮の森側160mの区間にロードヒーティングも設置されました。
なお、宮の森側の坑門は旧トンネルと同じ場所ですが、小別沢側の坑門は新しい場所に建設されました(そのため旧トンネルの小別沢側坑門は入口が封鎖された状態で現存しています)。

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上に貼付のマンガは、西区西野の町内会が主体となっている「西野ものがたり編集委員会」が平成20年3月に発行した全50ページの冊子『マンガ 西野の歴史 わたしたちのまち西野』からの転載で、この2ページに、小別沢トンネルが建設された当時の様子が分かりやすく描かれています。

ちなみに、昔の小別沢トンネルは、「このトンネルは戦時中の強制労働で造られ、何人もの人が人柱になって埋められている」などの、いろいろとおどろおどろしい噂が絶えませんでしたが、それらの噂の多くは、トンネルの陰湿な雰囲気から生みだされたものであり、事実ではありません。

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