« 東京にある「ルルドの洞窟」 | トップページ | 生駒山地を貫く3本の鉄道トンネル »

2009年3月13日 (金)

青函トンネル開業記念オレンジカード

昭和63年3月13日、即ち丁度21年前の今日、北海道と本州を結ぶ交通の大動脈であり、世界最長の海底トンネルでもある「青函トンネル」が開業しました。
当時の私はまだ子供でしたが、開業が間近に迫ってくると、テレビのニュースや特番などで青函トンネルが取り上げられる機会が段々と多くなり、連日ワクワクしながらそれらの番組を見ていた事を思い出します。
特に開業日は、「北海道民の長年の悲願達成!」「国家的規模の超巨大プロジェクトがついに完遂!」「北海道と本州が地続きに!」「稚内から鹿児島までの鉄路がついに一本に繋がる!」といったような、どちらかというと感情的ともいえる、派手な言葉やテロップが各メディアで踊り、私も大いに興奮したものです。

しかし、それから21年…。
開業当時の大フィーバーは既に過去のものとなり、青函トンネルの開業と同時に生まれた花形寝台特急の「北斗星」も減便され現在では1日1往復のみの運転となり、青函トンネル開業と同時に生まれた快速「海峡」も、今は既に走っていません。
平成17年になってようやく北海道新幹線の新青森~新函館間の建設が始まりましたが、開業から21年も経っているのに、青函トンネルには未だに新幹線も走っていません。
それに、青函トンネルが開業した後も、北海道と本州を結ぶ旅客輸送の主役が航空機である事は、結局何ら変わりませんでした。
残念ながら、青函トンネルの現状や未来は決して明るい訳ではないのです…。

とはいえ、勿論、マイナス要素ばかりではありません。
青函トンネルの開業によって、北海道と本州を結ぶ貨物輸送は天候に影響されない安定した安全輸送が可能となり、そのため現在では、1日50本もの貨物列車が青函トンネルを走っており、青函トンネルは国内屈指の物流の大動脈として機能しています。
しかも、鉄道は航空機・船舶・自動車などに比べて環境に優しいエコな交通機関である事が見直されてきており、今後も青函トンネルを走る鉄道貨物輸送の需要は高くなる事が見込まれており、物流の大動脈としての青函トンネルの地位は今後も揺るぎそうにありません。
また、現在はいまいち振るわない旅客輸送に関しても、北海道新幹線が開業し、将来札幌と東京が4時間程度で結ばれるようになると、航空機よりも優位に立てる可能性もあります。
ですから、青函トンネルからは今後もずっと目が離せないのです! …これはもう完全に私の感情論ですけど(笑)。

そんな訳で、今日は、青函トンネルの開業21周年を記念して、私が持っている青函トンネルのオレンジカード4枚を以下に紹介させて頂きます。

Save1658

Save1659

Save1660

Save1661

現在、青函トンネル内では、平成27年度末に予定されている北海道新幹線・新青森~新函館間の開業に向けて、三線軌条化工事が進められています。
また昨年末には、政府・与党の整備新幹線作業部会に於いて、未着工の北海道新幹線(新函館~札幌間)のうち札幌~長万部間を平成21年度中に着工する方針が合意され、これによって、長年未定であった北海道新幹線の札幌延伸は事実上確定しました。今後の展開が楽しみです!

|

« 東京にある「ルルドの洞窟」 | トップページ | 生駒山地を貫く3本の鉄道トンネル »

青函トンネル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1035982/28596822

この記事へのトラックバック一覧です: 青函トンネル開業記念オレンジカード:

« 東京にある「ルルドの洞窟」 | トップページ | 生駒山地を貫く3本の鉄道トンネル »