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2008年5月 9日 (金)

安治川トンネル

昨日、大阪市西区安治川と此花区西九条を結んでいる「安治川トンネル」(正式名称は安治川隧道)という、大阪市を流れる安治川下流の川底下に築かれた歩行者・自転車用トンネルを通行してきました。次回大阪に行く機会があった時には是非通行して来ようと以前から密かに狙っていたトンネルです(笑)。

このトンネルは、日本初の沈埋工法により昭和10年11月に着工し、戦時中の昭和19年9月に開通した全長81m、幅2.4mのトンネルで、地上から地下への連絡は北側(此花区側)・南側(西区側)どちらも階段とエレベーターによって行われている、珍しい形式のトンネルです。
下の写真の上段が南側地上の階段とエレベーターで、下段の写真が北側地上の階段とエレベーターです。

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そして、下の写真2枚が、トンネル内の様子です。写真を見ればお分かりのように、直線のトンネルではありません。私が以前通行してきた、同じく歩行者・自転車用のトンネルである関門人道トンネル(幅4m)と比べると、かなり狭いという感は拒めませんが、しかし、戦時中、空襲により大きな被害を受けた地域に造られたトンネルであるにも拘らず(トンネル自体は川底にあるため損傷を免れましたが)、現在でも市民から利用され続けているのは立派です。

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なお、トンネルは24時間通行可能ですが、トンネル両側に設置されているエレベーターの運転は真夜中(00:00~06:00まで)は停止します。
以前は、このエレベーターにはどちらの側にも大阪市の職員が配されていたそうですが、現在は朝夕の混雑時以外は無人運転化されています。しかし防犯上の対策として、トンネル内は日中でも警備員(上の写真にも写っています)が巡回しています。

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