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2008年5月

2008年5月19日 (月)

関門国道トンネル

私は4月11日の記事で、「関門人道トンネル」を通って徒歩で関門海峡(本州~九州間)を横断してきた事を紹介させて頂きましたが、その数年前(多分今から8年近く前)には、「関門国道トンネル」をバイクで走って同海峡を横断した事があります。

そもそも、関門国道トンネルと関門人道トンネルは全く別のトンネルとして造られたものではなく、2層構造になっていてその内部で分離している一体構造のトンネルであり、そのため両トンネルのルートは完全に重複し、トンネルの出入口となる箇所だけが異なっています(人道トンネルの出入口はエレベーターです)。

関門国道トンネルは、国道2号線の一部で、距離は約3.5km(うち海底部分は約0.8km)あり、本州側の坑門と料金所は山口県下関市椋野町2丁目にあり、九州側の坑門と料金所は福岡県北九州市門司区東門司1丁目にあります。ちなみに、料金所では、普通車の場合は150円、大型車の場合は250円徴収されます。
下の写真が下関側の料金所で、このすぐ先に、関門国道トンネルの本州側の坑門があります。

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下の写真は、関門国道トンネルを本州から九州に向かってバイクで走り終えた直後、九州側の坑門を撮った写真です。
このように、九州側の坑門には大きな口を開けたフグの絵が描かれ、またトンネル内は、この写真からも分かるように片側1車線、上下で全2車線となっています。
写っているバイクは、当時私が乗っていたバイク(ホンダのゼルビス)で、九州側は、このトンネルをくぐり終えるとすぐに市街地が広がっていました。

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ちなみに、関門海峡に初めて造られたトンネルは、戦時中の昭和17年に開業した関門鉄道トンネルで、国道及び人道トンネルは、トンネルの掘削には適さない地質があったり、戦争のため資材不足に陥るなどして工事が難航したため、トンネル工事に着工したのは戦前の昭和12年でしたが、実際に完成したのはその21年後の昭和33年でした。

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2008年5月10日 (土)

アストラムラインの地下軌道

昨日の朝、旅先の広島市内で、アストラムラインという新交通システムに乗って来ました。
新交通システムとは、従来の鉄道とは異なった方式による軌条式中小量輸送システムの事で、一般には、東京の「ゆりかもめ」や「日暮里・舎人ライナー」、神戸市の「ポートライナー」や「六甲ライナー」、大阪市の「ニュートラム」のように、ゴムタイヤで高架の専用軌道を走る交通機関の事をいいます(厳密な定義はちょっと違いますが)。

広島市内にも「アストラムライン」という新交通システムが走っており、路線は18.4km、駅数21で、その路線の大部分は高架なのですが、都心の一部区間は地下鉄のように地下軌道となっています。

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上の写真は、地下線(トンネル)区間を走行中の車内(乗務員室のすぐ後)から正面を撮った、アストラムラインの軌道とトンネルの様子です。
新交通システムは一応鉄道の仲間に分類される機関ですが、地下鉄のトンネル内のように2本の鉄のレールが敷設されていない点が特徴的です。
なお、トンネルの断面形状から、地下の駅部は開削工法により掘られたのかもしれませんが、駅間の軌道部分はシールド工法により掘られた感じでした。

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上の写真は、本通駅のホーム端から撮影した、軌道とトンネルの終端部です。
将来的には、ここから更に軌道が延伸されるそうです。あくまでも計画なので、本当にその延伸が実現されかどうかは分かりませんが。

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2008年5月 9日 (金)

安治川トンネル

昨日、大阪市西区安治川と此花区西九条を結んでいる「安治川トンネル」(正式名称は安治川隧道)という、大阪市を流れる安治川下流の川底下に築かれた歩行者・自転車用トンネルを通行してきました。次回大阪に行く機会があった時には是非通行して来ようと以前から密かに狙っていたトンネルです(笑)。

このトンネルは、日本初の沈埋工法により昭和10年11月に着工し、戦時中の昭和19年9月に開通した全長81m、幅2.4mのトンネルで、地上から地下への連絡は北側(此花区側)・南側(西区側)どちらも階段とエレベーターによって行われている、珍しい形式のトンネルです。
下の写真の上段が南側地上の階段とエレベーターで、下段の写真が北側地上の階段とエレベーターです。

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そして、下の写真2枚が、トンネル内の様子です。写真を見ればお分かりのように、直線のトンネルではありません。私が以前通行してきた、同じく歩行者・自転車用のトンネルである関門人道トンネル(幅4m)と比べると、かなり狭いという感は拒めませんが、しかし、戦時中、空襲により大きな被害を受けた地域に造られたトンネルであるにも拘らず(トンネル自体は川底にあるため損傷を免れましたが)、現在でも市民から利用され続けているのは立派です。

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なお、トンネルは24時間通行可能ですが、トンネル両側に設置されているエレベーターの運転は真夜中(00:00~06:00まで)は停止します。
以前は、このエレベーターにはどちらの側にも大阪市の職員が配されていたそうですが、現在は朝夕の混雑時以外は無人運転化されています。しかし防犯上の対策として、トンネル内は日中でも警備員(上の写真にも写っています)が巡回しています。

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2008年5月 2日 (金)

旧歌志内トンネル

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今から丁度10年前、原付(タンクに跨って乗るビジネスタイプの50cc)で道道114号を走った際に、空知支庁管内の歌志内市(激しい過疎化により日本で唯一人口が5千人を下回っている市)と赤平市の市界にある歌志内トンネルの入口(歌志内側)で撮ったのが上の写真です。
つい先程、歌志内トンネルをネットで調べて初めて知ったのですが、実はこのトンネルは、平成15年4月に廃止され、現在はもう使われていないのだそうです。

歌志内市と赤平市を結ぶ地域の幹線道路でありながら、この道路は急勾配・急カーブが続き、道路の状況もトンネルの状態もあまり良くはなかったため、この写真に写っている、上下線が分離している狭い歌志内トンネルに代わって、2車線の「新歌志内トンネル」が建設される事になり、平成15年4月にその新トンネル(延長1,025m)が開通し、同日、旧・歌志内トンネルは廃止されたのだそうです。

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